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1 単元名 |
「よい対話を学ぶ」(中学校3年生 話す・聞く) |
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2 単元の目標 |
一対一の対話の中で、相手の立場や考え方を尊重し、自分の考えを分かりやすく話したり相手の考えを的確に聞き取ったりして、自分の考えを広めたり深めたりする。 |
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3 単元設定の理由 |
〈生徒観〉 |
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生徒は、日常生活や学校生活において親しい友達と様々な雑談をしているが、改まった場面でまじめに対話をしたり、考え方や立場の違う人と対話をするという経験がほとんどない。「よい対話」がどのような手立てで行われるものなのかをよく知らないし、「よい対話」によってどのようなものが得られるのかを実感した経験もあまりない。しかし、卒業を間近に控えた生徒たちは、内面的にしっかりとした考え方を持ちつつあり、将来のことや今後の生き方について思いをめぐらしている。 |
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〈教材観〉 |
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そこで、「相手の立場や考え方を尊重し、話したり聞いたりして、自分の考えを広めたり深めたりする一対一の対話の能力」を生徒に身につけさせたいと考え、本単元を設定した。 |
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対話(一対一の話し合い)は、他の話し合いに比べ、必ずどちらかが話し手になって話し、他方が聞き手になって聞かなければ成立しないものであり、話し合いをスムーズに運ぶためには集中して話したり聞いたりしなければならないものである。また、一人の相手に心を傾けて話したり聞いたりすることで、相手の立場や考え方をより深く理解できるものであり、さらに、互いの共通点や相違点などを聞き分け、自分の考えを広めたり深めたりすることができるものでもある。 |
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〈指導観〉 |
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この学習を通して、一人一人の生徒が、「よい対話をするための手立て」を実際に体験し、対話をすることの意義を考え、日常生活の中で進んで対話しようとする態度を持つように指導したい。 |
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授業風景1 |
授業風景2 |
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